パークハイアット東京【ニューヨークグリル】ランチブッフェに行ってきた 前編に続き、中編を書いて行こうと思います。
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前編では主に【ニューヨークグリル】の開放感溢れる空間と高階層からの展望、そしてセミブッフェで提供される各種料理をご紹介。
中編では、前編で定めた調査基準である
味
についてどうであったのか。
鞭男の独断と偏見にまみれたレポートを綴って行きたいと思う。
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目次
パークハイアット東京【ニューヨークグリル】ランチブッフェ 実食開始
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飲み物は運転なので、ノンアルコールビールを選択。
しっかりと泡が立つよう、時間を掛け丁寧に店員さんが注いでくれた。
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オリーブのパン。
これはセミブッフェを頼んだ人皆にサービスされる模様。
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バターも凝っている。
産地は北海道の興部町(おこっぺ)の物を使用。
調べてみたら「牛にやさしく自然に近い」飼育方法から作られてるみたい。
こういった細部まで拘りを持つ点は好感が持てるよね!
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早速バターを塗って食べてみる。(パンの内部に黒く見えるのがオリーブ)
当たり前だがパンの味。いや、小麦の味と言うべきか。
というか、食パンとは比べ物にならないほど小麦の味がする。
これに微かなオリーブの風味が合わさり、モチっとした食感含め非常に美味しい。
バターも冷蔵庫から出したんばかりの、冷えて固まっているような固形感は一切無く、サラッとした塗り心地。
口の中で直ぐに溶け、程よい塩加減と風味を醸し出し、主張し過ぎない感じが素晴らしい。
ノンアルコールだがビールとも相性が良い。パンをアテにしたのは初w
しかし、これはパン。
ブッフェで言えば重量級。
今後の為を思い、一切れで抑える鞭男。
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パークハイアット東京【ニューヨークグリル】ランチブッフェ 前菜 1皿目
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今回は盛り付けを綺麗にしようと意識。
なかなかインスタ映えする絵面になったと思う。
こう美しく盛り付けるとぶっ飛んだ食欲もなんのその、みるみる内に摂食中枢から胃へと空腹信号を送信。
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記念すべき一口目。
料理名からも見た目からも全く味を想像できない。そして実際に食べてみるとこれまた文章では表現しづらい味だ。
全体をオリーブオイル?で絡めてあり、鰹の臭みはあるが、その重みや臭みをトマトの酸味で中和する味というか。
身もプリップリって訳では無く、程よくネットリはしているが嫌な感じはしない。
決して不味くは無いが、特段美味しいとも思わない。
個人的にはあまり好きでは無い。
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これはマジで美味しかった。
ここまで風味豊かなサーモンを食べた事が無い。
どれだけ風味が豊かなのかと言うと、一欠片口に含んだ瞬間、サーモンの臭み(良い意味で)が点では無く全体に広がる。
まるで口の中に目一杯含んだ様な感じ。
それがたった一欠片で実現する。もはや凄い。
脂身も多すぎず少なすぎず適度に入り、旨味が非常に濃縮されている。
ただ、濃厚過ぎて何度もおかわり出来る品では無かった。
正直1皿目でサーモンは満足。
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ズッキーニ特有の独特の歯ごたえを活かした焼き加減と、絶妙な塩加減が素晴らしい。
濃厚サーモンを食した後、口内に残った脂身を繊維質で除去する感じが最高。
どういった味付けをしているのかは鞭男の下等な舌では計り知れないが、何本でも食べられる美味しさ。
ブッフェでは何皿目でも登場しそうな影の主役。
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個人的にアスパラは好きで、スーパーで良く購入している。
だがここのアスパラはそれに比べて一切筋が無い。
逆に歯ごたえを感じる事は出来なく、柔らかすぎると感じるかもしれない。
だが常日頃、噛み砕いた後に筋(縦長繊維)を取り除いていた鞭男にしては感動物。
別に歯ごたえ求めるなら根本の方食べればいいしね。
味付けは可もなく不可も無く。でも素材の旨味が生きてて美味しい。
しかし、ここでよくよく考えてみた。
鞭男が食して来たアスパラガスの品質が低すぎて、まっとうな評価が出来ていないのかもしれない。
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しなった茄子の食感が美味しかった覚えあり。
それ以外は特段記憶に無い。
恐らく普通過ぎたw
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半生みたいなプルプルな食感を想像したが、よく見ると火が芯まで通っているのでNoプルプル。
しかし歯ごたえと風味はしっかりしていて「俺!海老食ってるよ!」って感じは凄く感じる。
これが結構ハマる。
最初は想像と違ってちょっと落胆したが、何度も食べてる内に、素材の旨さと付け合せソースとの相乗効果により
止まらなくなってパクパク食べ続けてしまった。
淡白な味だから数こなせちゃうんですよ。そのせいで胃の容量6割近くは持ってかれたナ。
意外と一匹がデカい。
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これがまた不思議なお味。単なる蛸のマリネじゃない。
パッションフルーツと書いてある事から、柑橘系の香りがほのかに漂う。
蛸の風味と柑橘の香りが混ざり、何を材料にしているか良くわからない美味ソースとの調和が素晴らしい。
ちょっと大人の味を知ってしまった鞭男。これは繊細な味付け。
なんかホテルで食事してるなーって感じがする。
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パークハイアット東京【ニューヨークグリル】ランチブッフェ 前菜 2皿目
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メインが来る前に2皿目突入。
パンを自制して良かった。
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これてっきり濃厚な気がしたが、どれも真逆。
前途したバターと同じように、軽いんです。
一言で表すと「自然な味」
単に種類の問題かもしれないが、重さがない。
でも風味はしっかりある。なんというか、芯があるが外側はフワッとしている感じ。
以外にもサーモンとの相性が抜群。
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これ南瓜(かぼちゃ)。食べた後知ったっていう。
色合いで言ったら確かに南瓜だな・・・。
それぐらい南瓜の感じがしない。
恐らく我々が抱いている南瓜の食感や風味は「蒸した」イメージが強いんだと思う。
これは生なのか食感がシャキシャキしてる。
レモンマリネの酸味と合わさり、お口直しには最適。
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隠れた名品だ。
そもそも枝付いた状態の干し葡萄なんて初めて見たから、最初は「何だこの黒い物体は!」と目を疑った。
ここのブッフェ全てに共通してるのが、素材の味を大切にしていると言うこと。
この干し葡萄もしかり、干したといえど葡萄感をしっかり味わう事が出来る。
個人的に干し葡萄は嫌いだったが、3皿目でも取っちゃた。
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本来は蜂蜜を掛けて味わう物なのに、初めこの料理を知らなくて蜂蜜を掛け忘れて持ってきてしまった・・w
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よってそのまま食べたら、ほのかにチーズが香る淡白過ぎる味付けで何も美味しさを感じないw
評価は蜂蜜を掛けた三皿目で!
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インゲンの食感が美味しい。嫌な草の匂いみたいなのが一切しない。
旨味だけ抽出されるよう丁寧に調理されている印象。
南瓜やアスパラガスもそうだけど、ブッフェでシャキシャキした食感の野菜類が置かれていると、口の中をリフレッシュ出来て色々な物を美味しく食べれる。
揚げ物などある場合は特にね。
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味付けが繊細な物ばかり食べて来たから、このストレートな素朴さに何故かホッとする。
薄いけど、薄さを感じさせない味わい。
程良い脂身とパサッとした肉質が混ざり合い、飽きさせない美味しさ。
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出ました。王の食い物。
久々にこの組み合わせを味わったが、果物と肉の組み合わせでこれほど相性が良い物は他に無いw
生ハムの塩分とメロンの果糖。まるでロメオとジュリエット。
しかもこの生ハム、色が違う。スーパーで見かける生ハムはもっとピンク色だったハズ。
こちらはそれに比べ黒い。発色剤(亜硝酸Na)が使われていない証拠だ。
だからこそ塩分濃度が高く、塩っぱい。(保存するため)
そして市販品とはまるで味が違う。別物と言っても過言じゃない。
肉の味がするし、脂身も味わい深い。適度な筋さえも噛んでる内に旨味が溢れ出る。
これにメロンですよ。
もうこのメロンの甘さったら凄いこと。
熟してないはずなのに、完熟し過ぎて腐りかけ一歩手前のような甘さ。
この2つを一緒に口に含めば、もう止まらない。終わらない。エンドレス。
メインを控えていたので我慢したが、空きっ腹で出会ったら飽きずに満腹になるまで食べ続けてしまう。
悪いことにメロンには水分が含まれている。
よって塩分摂取から来る乾きも潤せてしまうのだ。
まさに「永遠」の二文字が脳裏に浮かぶ。
ブッフェでは危険な食べ物だw
画像も文章も多くなってしまったので
後編に続きます。
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パークハイアット東京【ニューヨークグリル】アクセス
店名:ニューヨーク グリル (New York Grill)
料理形態:アメリカ料理
住所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー 東京
パーク ハイアット 東京 52階
交通手段:
新宿駅西口から送迎バスあり・
京王新線初台駅から徒歩数分
新宿駅南口より徒歩20分
初台駅から584m
TEL:03-5323-3458
営業時間:ランチ 午前11時30分〜午後2時30分 / ディナー 午後5時30分〜午後10時
日曜営業
定休日:無休
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