パークハイアット東京【ニューヨークグリル】ランチブッフェに行ってきた 中編に続き、後編を書いて行こうと思います。
中編では主に【ニューヨークグリル】のセミブッフェで提供される各種前菜の味をご紹介。
後編では、前編で定めた調査基準である
①味(メインデッシュとデザート)
②接客
③ドレスコード
について、鞭男の独断と偏見にまみれたレポートを綴って行きたいと思う。
想定より文字と画像が多くなり、まさかの3部作となってしまったが、これにて完結です。
目次
パークハイアット東京【ニューヨークグリル】ランチブッフェ メインデッシュ
メインデッシュは鞭男が「国産牛のサーロインのグリル マッシュポテトとガーリックチップス ブーフジュ」。
同伴者は「築地市場より本日の鮮魚 グリーンピースマッシュとフェンネルのプレゼ サワークリーム 」を選択。
某ブログでメインデッシュを別々で頼むと「ハーフ&ハーフ」出来ると書いてあり、お願いしてみる事に。
ビッフェ形式でお腹も膨れるし、程良い分量でメインデッシュを2つ分味わえる「ハーフ&ハーフ」はマジでオススメ。
本日の鮮魚は真鯛(マダイ)。これがとても美味。
軽く油で色付けされ、その後蒸された真鯛に岩塩が旨味を引き立てている。
サワークリームとふんわりした真鯛の質感も相性抜群で、素晴らしい調和。
マジで美味い。
美味い。
美味すぎる。
一方サーロインのグリルには特製のソースが付いて来る。
スプーンで適量をすくい、掛けていく。
正直なところ、真鯛が美味しすぎてあまり記憶に無い。
しかし、今回はタイミングが悪い。真鯛が美味し過ぎた。
普段であればこのステーキも絶賛するハズ。
同時に真鯛が提供されたら誰しも記憶の9割は、真鯛に持ってかれるだろう。
だから鞭男は悪くない。
美味しすぎた真鯛が悪いんだ!
パークハイアット東京【ニューヨークグリル】ランチブッフェ 前菜 3皿目
既に前菜2皿とメインデッシュを平らげたのに、まだ3皿目も食べるのかと思うかもしれない。
正しくその通りだ。
しかし、「元を取ってやる」という貧乏根性が肉体を上回り、3皿目に突入☆
2皿目で味をしめた枝付き干し葡萄。
各種前菜を食べつつ合間に食す。
すると新発見、サーモンとの相性が以外に良い。
生ハムとメロン程では無いが、サーモンの脂と匂いを中和する感じ。
と言っても干し葡萄なので、洗い流す様なフレッシュ感はありません。
2皿目で蜂蜜を掛け忘れた自家製ベイクドリコッタチーズ。
初めは蜂蜜を付けずに食べたせいか、淡白過ぎる味付けで何も美味しさを感じなかった。
これが蜂蜜をかけると、まるで別人の様に一変。
表現が適切では無いが、食パンにバターと蜂蜜をたっぷりかけて食べる様な感じ。
あれに似た美味しさだね!
パークハイアット東京【ニューヨークグリル】ランチブッフェ デザートタイム
3皿目も食べ終わった事だし、デザートを取りに行こうとした途端、店員さんから席の移動を促された。
どうやらデザートをブッフェする場合は別席の模様。
ブッフェ台横の席にご案内される。
こちらは17時からジャズ演奏などが行われるフロア。
そのため中央にピアノやアンプ類が鎮座。
たまたま店員さんの声掛けが適切なタイミングだったため難を逃れたが、知らずにデザートを取りに行き、
前菜とメインのテーブルで食していたら恥ずかしいことこの上無い。
事前に案内も無かったので、これから行く方は気を付けた方が良い。
前菜とメインを食べ終わり、デザートに向かう前は席で待機して案内を待つこと。
メインと前菜を3皿平らげたので、胃袋にデザートが入り込む隙間なんてもはや無い。
しかしここでデザートを食べないとなんだかとても勿体無い。
元取れない気がする。
マーライオン一歩手前だが、鞭男は頑張った。
とぉぉっても頑張った。
クリームにもマンゴーの果汁を含んでいるのか、マンゴー感が凄い。ヤヴァイ。
好きな人にはたまらないと思う。なんだかびっくりしたぜ。
立て続けにマンゴー。こちらは本物のマンゴーが乗っている。
手前に見える白い物体がココナッツの繊維?か何かで南国風味満載。
クリームロールにも共通して、果物感が強いので重量級であっても軽く感じ、結構食べれてしまう。
もはや鞭男は吐きそうだったけど、意外と食えた。
マンゴーの次はアメリカンチェリー。
アメリカンチェリーの酸味が甘みを相殺し、甘いんだけど甘ったるくない絶妙な味わい。
しかし、重量級なのは間違い無い。
もう無理だ。誰かタスケテ。
もう俺がアップサイドダウンしそう。
果肉が入ったパイナップルのジャムが塗られており、ナッツ系の生地との相性がとても良い。
ケーキと言えばショートケーキが真っ先に浮かぶ鞭男だが、ここまで色々食すとケーキも奥深いんだなぁ〜とシミジミ思う。
胃袋がメルトダウンしそうな状態でチョコレートケーキなんてもはやラスボス級。
お味もやっぱりラスボス級。非常に濃厚なチョコレートケーキ。
ケーキってか、溶かしたチョコを食べている様な感じ。カカオの含有量が非常に多いと感じる。
これはお店で買ったら1000円超えレベルだ。
チョコ好き女子は必見。
南国なフルーツソースとチョコレートのコラボレーション。
鞭男は正直この手の味付けが苦手。
鞭男はどうしてもチョコと果物の組み合わせが苦手なんだよね〜。
といっても高次元で計算された味付けなので、決して不味くは無い。
多少モチモチ感がある至って普通のドーナツ。
至って普通のドーナツだが、口に含んだ瞬間なんだかとてもホッとする。
なんだろうこの感じ、南国のバカンスから帰国して成田空港に降り立った気分だ。
デザートはどれも高品質で、繊細で、季節感を取り入れとても美味しい。
でも最後に食べたこのドーナツが一番美味しかったかもしれない。
皆も最後にこの一口ドーナツを食べてみよう。
懐かしい駄菓子屋さんの味に触れた様な、そんな良い締めが出来る事でしょう。
総評:パークハイアット東京【ニューヨークグリル】ランチブッフェに行ってきた
接客について
接客は素晴らしい。不快な思いは一切無い。
フロアが広いせいか、店員さんの数も多くきめ細かいサービスが提供されている。
鞭男が案内された席が店員さんの待機場所に近かったのか、はたまたフロアの作りが良く見渡せる空間だからなのか良くわからないが、こちらから声掛けして呼ぶ事なんてほぼ皆無。
飲み物が無くなった場合は店員さんから催促してくれる。
接客に関しては、以前食べに行ったオアシスガーデンより気配りが出来ていた。
ただ、接客が丁寧過ぎてたじろいでしまう人もいるかと思う。
中編にも記載したが、ノンアルコールビールを注文したら泡とビールの比率を3:7にするため丁寧にグラスに注いでくれた。
注がれているあいだ店員さんと1:1の無言の時間が続き、気まづくなってスマホで普段見ない日経電子版を回覧。
これは人によって捉え方は違うかもしれないし、ただ単に鞭男が普段ホテルで食事をしない事で慣れていないだけかもしれない。
こういった感想が出る時点で、接客レベルは十分過ぎると思う。
何故なら、プラス過ぎて生じるマイナスだからだ。
ドレスコード
鞭男が下調べで公式HPを調べたら、ドレスコードでお越し下さいとの記載があり、どの様な服装で赴けば良いのか最も悩んだ点。
男性
トップス:半袖Tシャツ、長袖Yシャツ腕捲り、ジャケット。
ボトムス:ハーフパンツ、ジーパン、スラックス。
シューズ:スポーツシューズ、スニーカー、革靴。
女性
トップス:半袖シャツ、羽織るニット、ジャケット。
ボトムス:ロングスカート、ロングパンツ。
シューズ:パンプス、ヒール、革靴。
男女共に一定数仕事の会食で来てる人もいて、その方達はスーツ姿。
それ以外私的に訪れているのも含め、皆格好は多種多様。
流石にビーチサンダルでタンクトップのように、海の家に行ってきますみたいなラフ過ぎる格好をしなければ問題ないと思う。
男性もサンダルはまずいけど、ハーフパンツにTシャツでも問題無さそう。
女性はショートパンツやミニスカ、胸元が見える上着など、よほど露出する服装で無ければ特に問題無いかと。
世はカジュアルなら良し。
そんな認識で良いと思う。
※基本的にはドレスコードを推奨します。
それより何より驚いたのは、来店してた外国人(白人)の方々。
合理的なのかわからないが、男性は半袖Tシャツにハーフパンツ、流石にビーチサンダルでは無かったが、スポーツサンダルを履いている人も。
女性も結構丈が短いショートパンツにサンダルを履き、リブ素材のタンクトップを着ていた。
まぁ猛暑日が続き、連日熱中症で死亡者が出ている高温多湿な日本において、ジャケットや長袖シャツ、長ズボンを着るのもよく考えればおかしな話し。
つーか狂ってる。
そういった点を含め、白人は形式より実用を重んじるのかもしれない。
ただね〜こうやって都合良く解釈するのも、鞭男含め日本人が抱く欧米人に対する劣等感の現れなのかと考えてしまう。
同じ日本人が、今回ニューヨークグリルで見かけた白人と似た服装をしていたら印象は違ったハズだ。
間違いない。
考えれば考える程、文章が脱線して行きそうだ。
なので足早にニューヨークグリルのまとめに移りたいと思います。
まとめ:パークハイアット東京【ニューヨークグリル】ランチブッフェに行ってきた
まだホテルのランチブッフェは2件しか行ってないけど、生意気ながらニューヨークグリルは暫定1位。
料理の品質も、接客も、景観含め全てにおいて大満足。
接客も個人的には寄り添いすぎた感じが多少したけど、これは鞭男の価値観による偏りも大きい。
全体で見れば誰しもが不自由しないサービスを受けられる。
景観も六本木や芝方面と違い、新宿という土地柄周りに視界を遮る高層建築も少なく、すっきりとした視界を確保でき、どの席に座っても一定の景観を楽しめる。
ウィークデーランチも安易に行ける金額では無いが、払った金額に見合う、または上回る価値を感じる人は多いハズ。
以上の事から、興味がある方は一度行って見る事をオススメする。
ただ残念な事に一休レストランなどでは掲載しておらず、予約時の割引が適用されない。
直接電話し、通常価格で予約する流れとなる。
平日など空いている時に向かえば案外入店出来そうな雰囲気はあるけど、折角行くのだったら予約した方が良い。
前菜とデザートの圧倒的な物量に吐き掛けたが、とても良い経験が出来ますた。
以上、パークハイアット東京【ニューヨークグリル】ランチブッフェに行ってきたでした!
アディオス!
パークハイアット東京【ニューヨークグリル】アクセス
店名:ニューヨーク グリル (New York Grill)
料理形態:アメリカ料理
住所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー 東京
パーク ハイアット 東京 52階
交通手段:
新宿駅西口から送迎バスあり・
京王新線初台駅から徒歩数分
新宿駅南口より徒歩20分
初台駅から584m
TEL:03-5323-3458
営業時間:ランチ 午前11時30分〜午後2時30分 / ディナー 午後5時30分〜午後10時
日曜営業
定休日:無休