初めて買ったギターがアコギのMartin社HD-28Vだった鞭男です。
Choッスー!
ギターを初めようとした時、高いギターを買うか安いギターを買うかで悩むと思う。
・憧れのミュージシャンと同じギターが欲しい(高価なギター)
・でも続くかわからない(安価なギター)
各自どういった考えで悩んでいるかは知らんが、鞭男の場合は上記2つの考えが交差し、大いに悩んだ覚えがある。
結果弾けもせず27万のアコギを買ってしまった鞭男だが、先に結論から述べておこう。
初心者は安価なギターを買っておけ。
何故、初心者には安価なギターを進めるのか。
詳しく説明していこう。
・音楽で食って行こうと、約6年間バンド活動を続けていた
・趣味はギターでバンド活動中はベース担当
・夢叶わず、現在は社畜底辺
目次
ギター初心者最初の一本:安いギターを進める理由
金銭的に余裕があるのなら、高価なギターを買えば良いと思う。
だが、大半の人は余裕が無いだろう。
そこで無理して高価なギターを買うのはどうかって話だ。
以下、安いギターを進める理由を列挙する。
ギター初心者最初の一本:弾けるようになったら買い足せば良い
もうこれだよね。
弾けるようになったら買い足せば良いのだ。
初めの頃なんてロクに弾けやしないだろう。そんな状態で高価なギターを買っても宝の持ち腐れなんだ。
音の良し悪しもわからないだろうし、プレイアビリティ(演奏性)が優れているかもワカラナイ。
「自分に合うギターとは何か」が、わからない状態で高価な物を買ってもしょうがないのだ。
だから安い物を買って、自分に合うギターとはなんぞやと、自分でまず認識する事が先決。
その後に高価な物を買い足せば良い話し。
弾ける様になってから高価ギターを買った方が、弾けないで買う数倍楽しいぞ。
ギター初心者最初の一本:続けられるかどうか
大体挫折して行く人が多い。
そして挫折をくぐり抜けた先に多いのが、若い内にバンド組んで数年で終了というパターン。
そんな不透明な物に、数十万の出費をするのはどうかと思う。
何事もお金を使うなら、それを回収出来るか否かを考えた方が良い。
特にこれからギター(ベース)を初めようとしている若い衆に言いたい。
10代の時に得た10万は、50代で得た50万と同等の価値がある。
これはあくまで鞭男の持論だが、若い頃に得た大金ほど大事に使った方が良い。
若い頃は肉体も精神もバイタリティーに溢れている。
色々な可能性にチャレンジ出来るのだ。
音楽もやってみれば良い。ただ、リスクは少ないに越した事は無い。
だから金銭的リスクは最小限にし、色々な事を試してみるべき。
その一貫としてギターを初めるのであれば、安いギターを買ってリスクヘッジしとけって事だ。
ギター初心者最初の一本:安いギターの選び方
安いギターとは、大体新品で1万円前後を示す。
現在ではアコギやエレキ(ベース)問わず、安価で質の高いギターが多い。
もちろんライブなど、実用にも十分耐えうる仕様だ。
ただし初心者だからって無造作に購入して良い訳では無い。
最低限見極めなければいけない部分がある。
ギター初心者最初の一本:ネックの握りやすさ
初心者がギターを選ぶ基準として「ネックの握りやすさが全て!」と言っても過言では無い。
音や見た目よりも、弾きやすいか弾きにくいかの方が重要だからだ。
ネックも細い物が初心者は握りやすいと言われるが、人によって指の長さや手の大きさは異なる。
よって正解は無い。
こればっかりは実際に楽器屋さんに行き、何本か試奏するしか無いのだ。
まずはネックを握り、手にしっくり来る物を選ぶ。
その中から握りやすいと感じた物を試奏しよう。
何本も安いギターを握り、挙句の果てに店員さんを拘束するのは気まずいと思うかもしれない。
しかしここは心を鬼にして、図太く依頼しよう。
ギター初心者最初の一本:ペグに狂いが無いか確認する
ペグとはギターヘッドの先端に付いている糸巻きで、チューニング(調律)するための部品だ。
これが狂っていると、チューニングが安定しない。
チューニングに問題が生じると、正しい音を奏でる事が出来なくなる。
たぶんギター初心者は始め、何曲か弾きたい曲があるだろう。
YouTubeやCDを聴きながら、音合わせしつつ練習して行くと思う。
そこで音ズレが頻発し、そのたびにチューニングを繰り返していたら練習が中断してしまう。
やる気が削がれる。
だからペグの狂いが無いか確認する事は重要だ。
ペグの狂いを確認する方法は色々あるが、初心者でもわかり易い確認の仕方がある。
弦を張っている状態でペグを回したとき、テンション(張力)を感じれるかどうかだ。
テンションを感じれれば、ペグを回す際に微量な硬さを感じるだろう。
この硬さがチューニングの安定に貢献する。
反面柔らかいと、弦を指定位置で維持する事が出来なくなり、チューニングが不安定となる。
これはチューニング後に1弦から6弦までのペグをあえて回し、確認すること。
何か一つのペグが柔らかい場合、店員さんに即伝えよう。
単にペグをヘッドに取り付けているネジが緩んでいるだけかもしれないし、壊れているのかもしれない。
どちらにせよ店員さんに確認して貰うのが一番だ。
ギター初心者最初の一本:フレットのバリが無いか確認する
フレットのバリとは、指板からフレットの端が飛び出ている状態の事だ。
主に空気が乾燥し、ネックの木材が縮む事で発生する。
これが飛び出ていると、最悪の場合握った手が切れて流血する。
また血が出るほど飛び出ていなくても、手がチクチクして違和感を感じるだろう。
これは発見時、バリを取って欲しいと店員さんに伝えれば、鉄ヤスリで削って簡単に調整してくれる。
これはいくら安物のギターだからと言っても、妥協してはいけない部分だ。
何故なら演奏が阻害される。
とは言っても、楽器屋に置かれているギターはある程度管理されていると思うから、バリが発生するギターは少ない。
ただ意識だけはしておこう。
ギター初心者最初の一本:オススメのギター(ベース)
ここでギター初心者に対し、最初の一本として鞭男オススメのギター(ベース)を紹介しよう。
ずばりサウンドハウスから発売されている、PLAYTECH(プレイテック)シリーズがオススメだ。
PLAYTECH ( プレイテック ) / ST250 Maple Sunburst (¥8,078 税込)PLAYTECHは、音楽関連に特化したネット通販会社であるサウンドハウスの自社商品。
サウンドハウスは全ての商品を国内最低価格で提供しており、ミュージシャン界隈では有名なお店。
商品購入後2週間以内に他店の方が安価で販売されている場合、その差額が返金される「国内最低価格保証」を行なっている。
送料も1500円以上で無料となるから、鞭男も現役でバンド活動していた時など、消耗品は全てサウンドハウスでまとめ買いしていた。
また欲しい楽器がある場合、楽器屋で試奏してサウンドハウスで購入する事も多かった。
消費者としては有り難いが、俗に言う楽器屋殺しだ。
それは良いとして、このPLAYTECHシリーズは安くて非常に評価が高い。
試しに上記リンクから商品レビューを見て貰いたい。
結構な高評価が多いと思う。
もちろん品質が抜群に優れている訳では無いだろう。
ただ一万円以下のギターとしては十分との評価だ。
そして通販だからといってアフターサービスも抜かり無く、安心の1年保証。
PLAYTECH ( プレイテック ) / ST250ギター入門セット2 Maple Dark Blue(¥13,824 税込)しかも入門セットまである。
これさえあれば1万5千円を切った価格でスグにでもエレキを始められる。
良い時代になったなとつくづく感じるw
LP400 Flame Top Lemon Burst レスポールタイプ(¥17,064 税込)多少値は貼るが、レスポールタイプも。
PLAYTECH ( プレイテック ) / FV430 METALLIC RED(¥13,824 税込)しかも変形ギターまで。
PLAYTECHシリーズの良い所は、上記に限らずラインナップが豊富な事だ。
大手ブランドが販売している定番モデルがほぼ揃い、そのうえ配色も数多くある。
憧れのミュージシャンと同じ形、同じ色のギターが手に入りやすいって事だ。
PLAYTECH(旧ZENN) ( プレイテックゼン ) / ZD18 アコースティックギター(¥6,998 税込)しかもアコギまであり、驚異の価格。
エレキと引けを取らずライナップは豊富で、定番モデルを含め色違いまでも。
PLAYTECH ( プレイテック ) / JB420 SUNBURST エレキベース(¥11,664 税込)極めつけはベース各種まで揃っているからね。
鞭男がギターを始めた当初、PLAYTECHシリーズの様に低価格で高品質なギターが無かった。
あっても中古で2~3万し、球数が少ない事からモデルや色合いを選べなかった。
それに比べたら今はマジで素晴らしい時代だと思う。
これからギターを始めようとしている人は、一度サウンドハウスのPLAYTECHシリーズを検討して欲しい。
ただし通販なので、前途したネックの握りやすさなど、購入前の確認や試奏などをする事が出来ない。
これが最大のデメリットである。
だがPLAYTECHシリーズは模倣品なので、本家のモデルと仕様は似通っているハズだ。
なので楽器屋で本家モデルを試奏し、自分の手や指に合うか試してから購入するのもあり。
先程述べた楽器屋殺しの様に心苦しい事ではあるが、消費者として最善の策だと鞭男は思う。
もちろんPLAYTECHシリーズ以外にも安くて良いギターはあるだろうから、地道に探してみよう。
そうこうしている内に、ギターの知識も付いて行くだろうしね。
ギター初心者最初の一本:それでも高いギターが欲しい貴方へ
初心者で弾けもしないのに、高価なギターが欲しい人は一定数いるだろう。
現に鞭男もそうだったから気持ちは分かるw
止めはしないし、それもアリだ。
そこで一つアドバイスをしよう。
高価なギターを買う場合、アコギなら金額上限は無い。
エレキなどは頑張っても10万程度の物にしとけ。
何故アコギとエレキだと金額差異が生じるのか、それは外的要因によって音が変わってしまうからだ。
①アンプ
②スピーカー
③ピックアップ
④周辺機器(シールドやエフェクター)
アコギは木材の質や組み立て精度が、ストレートに音として表現される。
単体で音が出るから尚更ね。
だから高ければ高いほど、良い音が出る。
しかしエレキなどはピックアップから現振動を拾い、アンプやスピーカーに繋げなければ音が出ない。
ピックアップとは磁石とコイルが弦の振動を電気信号に変え、アンプに出力する装置。
アンプやスピーカーはメーカーによって各社音の性質が違ってくる。
アンプでもコントロールによって音が大きく変化するんだ。
・PRESENCE(プレゼンス):最終的な高温域の調整
・RESONANCE(レゾナンス):最終的な低音域の調整
・VOLUME(ボリューム):最終的な音量調整
・TREBLE(トレブル):高温域の調整
・MID(ミドル):中音域の調整
・BASS(ベース):低音域の調整
・GAIN(ゲイン):歪具合を調整
これに加えシールドやエフェクター、ピックアップなども音の変化が生じる。
・シールド
→ギターと他の機材に繋げるケーブルのこと。
・エフェクター
→電気的に音を変化させ、音色を変える部品。
・ピックアップ
→弦振動を電気信号に変換するマイクみたいなもの。
以上の理由から、エレキは外的要因によって音が変わりやすい。
ぶっちゃけヴィンテージの高価なギターのピックアップだけ引っこ抜いて、安物のギターに取り付けて音を鳴らしたら、一般のリスナーは音の違いがわからないと思う。
音だけ言えば、エレキは結構曖昧な世界だと思うんだ。俺はね。
だからエレキなら金額上限を設けた。
10万あれば、憧れのミュージシャンと同じモデルが買えると思ったからだ(中古含む)
まぁ音に限らず、高価なギターを買えば弾かなきゃ勿体無いと思い、ギターの腕が上達するかもしれない。
一概に悪い訳では無い。鞭男は正にそっち側の人間w
ココらへんまで来ると、もう本人次第になる。
でも悩むんなら安いギターを買って、後に高価なギターを買い足せばと思うんだよな〜。
自戒の念を込めてw
まとめ:ギター初心者最初の一本!高いギターを買うべきか安いギターを買うべきか。
ギターを初めた当初は情報だけが先行し、実利が伴っていない事が多い。
なので端的に説明させて貰った。
初心者がギターを購入しようとした場合、最低限の選び方を意識しつつ、1万前後の物を買えば良い。
別に我慢出来ず高価なギターを買ってもOKですよ。お金があれば無問題。
ただ悩むのであれば、安いギターを買っておけ!
以上、「ギター初心者最初の一本!高いギターを買うべきか安いギターを買うべきか。」でした。
アディオス!