激辛好きはドMが多いんじゃないかと思い始めた鞭男です。
Choッスー!
そんな激辛好きの鞭男が、本当に辛いと感じる超激辛ラーメンと遭遇。
場所は小田急線、祖師ヶ谷大蔵にある「辛っとろ麻婆麺:あかずきん」
ここで提供される超激辛ラーメン、あかずきんってのがマジで辛い。
もう激辛過ぎて、途中胃が痛くなって完食する事が出来なかったんですよ。人生初ですよ。前代未聞。
蒙古タンメン中本の北極ラーメンなんて比にならないレベル。
だけど辛味に負けずコクはしっかり主張するから、とぉぉぉぉっても旨い。
激辛好きには絶対挑戦して欲しいな。
では早速レビュって行きますよー!
・中本の北極ラーメンの辛さに慣れた、または飽きた
・巷に溢れる激辛がちっとも辛く無いと感じる
・味覚障害者
目次
祖師ヶ谷大蔵ラーメン「辛っとろ麻婆麺:あかずきん」とは
元は煮干しラーメンのお店だったらしく、数年前に麻婆麺屋としてリニューアルしたらしい。
詳しくは知りません。気になる人はググってくれw
外観からして煮干しラーメンの旗が立ってるし、看板には赤ずきんちゃんと辛っとろ麻婆麺とも書いてあるし、いまいちコンセプトが定まっていないカオスな雰囲気を醸し出す店構えだ。
「激辛」とか辛さを謳ってる店ほど、たいして辛く無い事が多いので期待せずに入店。
祖師ヶ谷大蔵ラーメン「辛っとろ麻婆麺:あかずきん」:店内
店内はテーブル席が1卓と、6席のカウンター含めL字型。
MAX容量7〜8人ってところ。決して広く無い。
ってか狭い。
注文方法は入り口の券売機で購入し、店員さんに渡す流れ。
メニューを見ると、ジャンルの垣根を通り超えた数々のラーメンが並ぶw
もちろん鞭男は超激辛の「あかずきん」を注文。
スイッチの横にはあかずきんちゃんの警告文。
いやぁ〜ワクワクするぜ。
ちなみに食券を店員さんに渡すと「とても辛いので、大丈夫ですか?」と確認を促される。
もちろん鞭男は「うん!オッケー!」みたいなローラ風の軽い口調で了承しておいた。
これが後々悲劇を生むとは知らずに・・・
祖師ヶ谷大蔵ラーメン「辛っとろ麻婆麺:あかずきん」:超激辛あかずきんを実食
超激辛あかずきんのご登場です。
激辛ラーメンって赤いイメージがあるんだけど、これは赤黒いw
閻魔大王が住んでる地獄の最下層みたいなヴィジュアルですよ。
でもまぁ、たいして辛く無いだろうと余裕ぶっこいていました。
どうせ良くある激辛もどきなのだと。
そう、この時まではね。
まずはスープを飲んでみようと、上部にある唐辛子と山椒の粉をかき混ぜる。
粉の量がとても多く、ダマにならないようかき混ぜて行く内に、麻婆のトロミが下部のスープに薄まってしまいサラサラに。
カウンターにはご飯との美味しい食べ方が書いてあったから、とろみが弱くなり残念な気持ちになる。
とりあえずスープを一口飲んで味見をしてみると・・・
辛い。確かに辛い。そして辛さに負けないコクがあり旨い!
すなわち美味しい!
しかし二口〜三口と回数を重ねる度に、辛さがドンドン増して行く。
経験上、辛味には上限があるんだ。ある一定まで達したらそれ以上辛く感じ無いもの。
しかしコイツには終わりが見えない。一体何処まで辛くなるのか。
それぐらい辛さが増して行く。
麺を啜り始めた頃から、鞭男は増してく辛味に恐怖を覚え始めた。
辛い。マジで辛くて痛い。
食べるのが苦しい。
逃げたい。もう逃げたい。
だがブログネタにしたかった鞭男は、スープのコクは何で作られているか判断しようと更に食べ勧めた。
その結果、
胃が痛くなり始める。
流石にヤバいと思い、希釈目的で水を飲もうとコップを手に持った瞬間、手が震えていた。
その頃には何故だか汗も冷えた状態で大量に発汗し、もはや目に入って視界が遮られる始末。
ヤバい。
コレはヤバイぞ。
一時中断だ!STOP!
祖師ヶ谷大蔵ラーメン「辛っとろ麻婆麺:あかずきん」:箸休め
胃の痛み、手の震え、冷えた汗による大量の発汗。
辛味を通り越し、舌や喉に対する激痛。
普通に体調が悪くなり、もはやご飯どころでは無い。
こんな状態で食べ進める事なんて出来ず、とりあえず休憩目的で店長に話しかけてみた。
そしたらなんと、この超激辛あかずきんに使われている赤粉は、トリニダードスコーピオンというギネスブックにも乗った、世界で2番目に辛い唐辛子を使っているらしい。
中には超激辛あかずきんを食べて胃痙攣を起こし、病院送りになったお客さんもいるとのこと。
単純に危険な食べ物っつー事です。ハイ。
辛味で悶絶していると、心優しい店長がピノをくれた。
作ってる店長自身も超激辛あかずきんは一度しか食べた事が無く、もう食べたくないらしいw
ちょっと休憩を挟み、体調が回復して来た所で余ったご飯にかけてみる。
だが一口食べただけでも胃が痛い。
脳裏には胃痙攣の三文字。
手は震えなかったけどやっぱ無理ッスー!
見かねた店長が通常の麻婆を少しおすそ分けしてくれた。
店長サンキュー!
これは超激辛あかずきんのベースである麻婆と同じもの。
先程は辛くてわからなかったが、通常だと香ばしい香りと甘みを感じられてめっちゃ美味しい!
麻婆に甘みのあるコクって矛盾している気がするけれど、これがまた絶妙な調和を生み出している。
店長に甘みのあるコクはどの様に出しているのか聞いてみたら、魚粉を使ってるんだって。
この魚由来の旨味成分が、辛味に負けないコクを生み出している訳だ。
超激辛あかずきんは残しちゃったけど、麻婆でご飯を完食。
ごちそうさまでした!
まとめ:祖師ヶ谷大蔵ラーメン「あかずきん」人生史上最強の超激辛ラーメンと出会う。
マジで激辛が好きなら一度は試してみるのもアリだ。辛さだけじゃなく美味いし。
ただ、蒙古タンメンの北極ぐらいを余裕で食えるからって調子乗って挑むと危険(過去のオレ)
たぶん北極辛さ10倍でも超激辛あかずきんにしてみれば赤子レベル。
マジで危険なラーメンだから注意が必要だ。体調壊すぞw
どうしても超激辛あかずきんの印象が強すぎたけど、ベースの麻婆の出来が非常に良いから、別ラーメン目当てに近々再訪する予定。
変わったラーメンが多くて気になるしw
以上、「祖師ヶ谷大蔵ラーメン「あかずきん」人生史上最強の超激辛ラーメンと出会う」でした!
アディオス!
祖師ヶ谷大蔵ラーメン「あかずきん」:アクセス
店名:辛っとろ麻婆麺 あかずきん
料理形態:ラーメン、汁なし担々麺、中華麺(その他)
住所:東京都世田谷区砧8-6-27
交通手段:祖師ケ谷大蔵駅から318m
駅を出て左手に進み徒歩3分程
TEL:03-5429-6313
営業時間:
[月~金] 11:00~22:00
[土・日・祝] 11:00~20:15
日曜営業
定休日:無休(年末年始除く)