に続き後編を書いていきます。
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太平洋を眺めながら現実逃避し、入水という2文字が脳裏をよぎった鞭男は食事処へと向かいました。
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食事処はフロント側の1階にある「アズール」。
下田大和館は食事処が2箇所あって、もう一つは4階にある炭火ダイニング「海」。
こっちは少し割高(つっても1人2~3千高)の炭火焼き海鮮プランを選ぶと案内されるところ。
鞭男は素泊まりか、今回の最安値プランでしか来た事が無いから「海」は一度も行った事が無いw
気になるから、次行く時は炭火焼き海鮮プランを選ぶかな。
とは言え「アズール」での夕食も、宿泊金額を考えれば十分素晴らしいものでした。
旅行サイト:楽天トラベル
旅館名:下田大和館
宿泊プラン:11月から1月の平休日限定! 金目鯛御膳プランが¥9870円~(プラス入湯税別途130円)
宿泊詳細:11月から1月の平休日限定、皆様のご愛顧に感謝を込めて、食事場所おまかせの金目鯛御膳プランを、1泊2食1人9870円 別途入湯税130円の【ジャスト¥10000】で販売いたします。
リーズナブルに温泉と多々戸の海景色を満喫できるプランです。
夕食には下田名物の金目鯛の煮付けが付いて、さらに鍋物、お刺身等が付いた磯会席をお召し上がりいただくプランです。
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目次
伊豆「下田大和館」夕食
アズールでの夕食は磯会席。
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まずは品書きを見ていこう。
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丁寧に地酒の紹介もされてて、好印象。
やっぱ品書きがしっかりしてると、なんだか安心!
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席には既に料理が設けられていました。
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鍋もあって品数は豊富。
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夕食開始って事で、食前酒の梅酒をグビッと頂く。
至って普通の梅酒だけど、胃が元気になりマァーッス!
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飲み物はスーパードライの中瓶を一本だけ注文。
900円近くして頼みたくなかったけど、何も頼まないのも気まずいから一本だけ。一本だけ。
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鞭男は旅館に来ると、ビールはジョッキでは無く瓶で注文します。
何故かってグラスに何度も注ぐと、ジョッキで1杯より飲んだ気になるから!
鞭男みたいにケチなアル中読者は是非実践してみよう。飲みすぎ腹パンで、〆のご飯が入らなくなるなんて事も無くなるぜ!
ただし最強にひもじい思いを経験するから注意。
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ひもじさを紛らわすため、食べ始めます。
名のごとく、先付の葛寄せ豆腐から。
山椒風味のあんに、胡麻豆腐のような弾力のある葛寄せ豆腐が折り重なり、それに隠し味とも思わせる豆乳チーズの酸味感が意外と合う。
創意工夫してらっしゃる。普通に美味しかった。
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ほうれん草と桜えびの白和え。
昔おばあちゃんの家で食べた人も多いだろう、あの味。
ふんわり甘い素朴なお味です。白和えとか久々に食ったw
※白和えとは豆腐と白ごまなどをすりまぜ、野菜などをあえたもの。
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こちらは茄子とめかぶの胡麻和え。
個人的にこっちの和えかたの方が好き!お味は可も無く不可も無くw
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名を聞き忘れた美味しい焼き魚。
コレは骨も入って無く、適度な脂身と歯ごたえがあって美味しかった!
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再び料理名の記憶が無いたぶんポークハムのサラダ。
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わさびマヨネーズを掛けて頂きます。
普通のサラダドレッシングでは無く、わさびマヨネーズってのがポイント。
マヨネーズの「油」とハムの「脂」が混ざっても、ワサビの風味が重さを軽減。
だからと言って特段美味しい訳ではありません。
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お造りは地魚の盛り合わせ。
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カンパチやらアジやら。
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この白身だけ少しネチネチしてて鮮度が低かったかも。
それ以外はギリギリ合格ライン。
たいして金払って無く舌も肥えてないのに、生意気にも厳しく評価しちゃう鞭男です。コンバンワ。
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お次は海老さん。
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軽く茹でてるからかもしれないけど、臭みも無く身もプリプリしてて美味しかった!
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小さな蓋を開けると、イカさん登場。
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これは生姜を付けて食べるので、醤油皿が別に用意されていました。
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鮮度の低下も無い感じで、普通に美味。
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あおさ餡の海鮮茶碗蒸し。
ほのかにあおさの香りがして、具も海老が入ってたりと、海っぽい感じをヒシヒシと感じられた。
箸休めみたいな1品。
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そうこうしている内にお鍋のお時間。
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鍋横にある地養鶏のつみれを、店員さんが小分けにして鍋に投入。
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その間に白胡麻を擦って、食べる直前に鍋に掛ける。
つみれのツブツブ感も良いし、白胡麻の風味と出汁もバッチリ調和。
直前につみれを小分けしてくれたり、白胡麻を自分で擦ったブラシーボ効果かもしれないけど、案外美味しかったw
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そしてご飯が登場。
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赤出汁の味噌汁と
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お漬物。
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そして白米。
そしてそして・・・
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なんと金目鯛の煮付けが丸々1匹!!!
確かに記載していました。今回のプランには、夕食に金目鯛の煮付けが付くって書いてありました。
でもこの宿泊料金でですよ。丸々1匹付けてくれるなんて思わないじゃない!良くて切身レベル!
確かに身は小ぶりだから、等級とかあれば低い方なのかもしれない。
でも百歩譲っても金目は金目。
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見よ!この白身を!
とりあえず食べてみると、そうコレコレ!このふわっとした身に絡まる煮付けの甘さ!
美味い!
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ご飯に乗せて食べたらまたまた美味い!
鞭男は基本的に煮付けのような甘いオカズは苦手なんですが、金目鯛の煮付けだけは美味しいと思う。
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で、ご飯おかわりして2杯目突入ですよ。ビール我慢した分ドンドンいけるw
いやぁ〜美味しかったです。良い意味で期待を裏切られた。
っていうか金目鯛って昔はもっと安く、何処のスーパーでも置いてなかったっけ?!
小さい頃は良く食べてたから、なんだか懐かしい味がしたよ!
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デザートはところてんの黒蜜がけ。
もう金目鯛でお腹いっぱいだったけど、ところてんは軽くてさっぱりしてるからペロッと平らげました。
下田大和館の夕食はもう何度も言ってるけど、宿泊料金から見てコスパは最高レベルだと思う。
品数は豊富だし、何よりも金目鯛が1人1匹丸々付いてくる。相当な経営努力をしている事でしょう。
ただし味はどうかと聞かれたら、品にバラつきが多い。人によっては残念な感じかも。
でも忘れちゃいけないのが、一泊二食付きで1人1万円ってこと。
それ考えたら鞭男は二食付いて来るだけで有り難いし、味なんてもはやどうでも良い。
味を追求するなら高級旅館や料亭にでも行けば良い話し。
上記の理由から鞭男は大変満足しました。夕食内容でかなり評価が上がった。
食事は抜きん出て美味しい訳では無い。しかし品数の量は多く、金目鯛なども提供されてコスパは非常に高い。
どうせ泊まるなら数千円多めに払ってでも、一泊二食付きプランを選ぶべき。
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伊豆「下田大和館」大浴場
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前編でもお伝えした通り、大浴場へは急勾配な階段を登るしか向かう事が出来ない。
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宿側もこの問題点を認識してて、足腰の悪い人向けに、踊り場などに休憩用の椅子などを設けて出来る限りの対策を講じてはいます。
だがギリ20代の鞭男でも息が上がるほど。
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その代わり大浴場は最上階に位置しているので、頑張って登ったぶん多々戸浜を見下ろす絶景が待ち構えています。
大浴場は和風温泉の遥都(まほろば)と、洋風温泉の多々戸ウィンズの二つ。
もちろん男女入れ替え制。
15:00-24:00 男性和風・女性洋風。
24:30-11:00 男性洋風・女性和風。
(宿泊日の偶数日・奇数日で洋風・和風が変わります。)
是が非でも大浴場からの景色を撮り収めたかったんだけど、人が居てカメラを持ち込む事が出来ず、しかも冬で日が沈むの早いから夜の海は真っ暗っていう(言い訳)
なので公式HPから拝借w
和風温泉 遥都
![]()
洋風温泉 多々戸ウィンズ
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出典:下田大和館|公式HP
翌朝も行ってみたけど、本当にこんな感じ。むしろ写真より実際の方が綺麗。湯船に浸かると目線が海の水平線と重なり、海に入ってるような感覚に。
でもって更に凄いのが、和風温泉の遥都から行ける山頂露天風呂の「雲母」。
これも拝借w
和風山頂露天風呂 雲母
![]()
出典:下田大和館|公式HP
この写真は実際の景色とほぼ偽り無し。
以前泊まりに行ったとき、この山頂露天風呂の景色には心底驚いた。
もう一度この絶景を眺めながら湯に浸かりたくて、この為だけに再訪したと行っても過言では無いw
それほどの絶景。
ただこの山頂露天風呂へ行くには素っ裸で一度外に出て、またもや階段を登らなければいけない。
夏なら余裕かもしれないけど、真冬だとコレが結構寒いw
でも登る価値は十分にある。湯に使ってこの景色を見れば、こんな苦行も全部吹っ飛ぶハズ。
下田大和館に行ったら必ず山頂露天風呂へ行ってみよう。超絶オススメ露天風呂!
大浴場まで向かうのは大変であるが、そのかわり展望は素晴らしい。
和風温泉の遥都から行ける山頂露天風呂「雲母」は下田随一の絶景。一見の価値あり。
下田大和館に行くのであれば、全ての大浴場に入ってみよう。
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伊豆「下田大和館」貸切露天風呂
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下田大和館には2種類の有料貸切露天風呂、パインとバンブーがあります。
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場所は海岸に出る途中の地下1階。
貸切露天風呂 スパ・ヴィラ
![]()
出典:下田大和館|公式HP
鞭男は以前宿泊した時に「PINE」を利用したので、今回はパス。
本当は今回も入りたかったんだけど、いかせん貸切料金が高い。
ご利用料金(4名様まで)
PINE(パイン) 1回50分 3,500円(税別)
BAMBOO(バンブー)1回50分 2,500円(税別)
朝の6:30-、8:00-、9:30-の枠は、パイン・バンブー共に1回50分 2,000円(税別)
朝は値段下がるからPINEとかお得なんだけど、宿泊料金を考えるとなんだか勿体無い。
だけどココの貸切露天風呂は開放感が抜群。
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下田大和館の地下1階にあるにせよ、陸地からは10m程高い場所にあり、目の前には遮る物も無く太平洋を一望出来る。
その反面、湯船から立ち上がると多々戸浜から見えてしまう危険性も。女性の方は注意が必要。
こういった問題があるため、水着着用での入浴も可。
貸切露天風呂は2種類あり、特にPINEからの展望は抜群。
しかし、貸切料金が異様に高い。
この辺はお財布と相談だが、予算が許せば一度は入っておく事をオススメする。
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伊豆「下田大和館」朝食
朝食会場は夕食と同じく、1Fのアズールへ。
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夕食時は日が落ちて外が見えなかったけど、朝はこの景色。
海も空も青くてキレーイ!
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昨日と同じく食事は既にセットされ、白米や味噌汁など温かい物は席に着いてから配膳。
ご飯もおかわり自由。
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まずは味噌汁。
朝は白味噌でした。あおさとネギの風味がシンプルイズベスト。
朝一の味噌汁はなんでこんなにも美味しいんだ。
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さつま揚げです。
生姜に醤油を掛けて食べると、もうご飯が止まらない。
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定番の海苔。ご飯配分間違えた時の救世主。
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なんだかふんわりした食感の美味しい食べ物。
従業員さんに説明されたけど、名を忘れました。
本当にふんわりしてて、出汁の効いた餡と共に美味しかった!
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小鉢類。右からひじき、レンコン、山菜のぜんまい。
どれも極々普通のおかず達。
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ポテトサラダ。
これも特にコメントする程の物でも無いw
右下にあるマヨネーズがドレッシング代わり。
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お漬物もふりかけもたっぷり。
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温野菜ですね。
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胡麻ドレッシングに付けて頂きます。
何故だろう。不思議とご飯のおかずになるw
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そして伊豆の定番、アジの干物。
もう既に焼かれていて、この鉄板の上で温め直す感じ。
これは干物の割に塩気が全然無くて、醤油をかけて食べました。
朝食の感想を率直に言うと、美味しい物が少なかった。
ただし不満は一切無い。宿泊料金考えたら、夕食と同じく食えるだけ有り難いw
炭火焼き海鮮プランで泊まれば、朝食はダイニング「海」になるみたいだから、また内容も変わって美味しいのかもしれない。
食事プランが磯会席の場合、朝食はあまり期待しない方が良い。
品数はそれなりにあるが、美味しいと感じる物が少なかった。
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まとめ:伊豆「下田大和館」宿泊記
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鞭男は下田大和館が気に入りました。かなり気に入った。
伊豆の旅館では吉春が一番好きだったんだけど、下田大和館が取って代わりそうw
でも今回は運の要素が強かった。お得なプランで泊まれて、客室も1ランク上に無料アップグレードしてくれたり、おまけに天候にも恵まれたっていう。
だから毎回こうはならない。すなわち安定しない。
この運要素を取り除いた上で、鞭男が感じた下田大和館の良い点と悪い点をまとめてみようと思う。
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伊豆「下田大和館」良い点
①接客が絶妙
②コスパが高い
③立地が良い
①伊豆「下田大和館」:接客が絶妙
宿に着いたら2~3名で出迎えてくれてバレーパーキング。記帳時のお兄さんは笑顔を絶やさず目を見てしっかりと説明してくれる。
担当してくれた年配の中居さんはとてもフレンドリーで、それでいて業務的な感じは一切しない。
掃除係のスタッフや、夜中に見回りしてる警備員さんも、廊下ですれ違ったら必ず挨拶をしてくれる。
決して過剰な接客をする訳でも無いんだけど、不快感も無い。
この絶妙な感じが凄く気持ち良い。鞭男にはしっくり来た。
②伊豆「下田大和館」:立地が良い
全室オーシャンビューで高台から多々戸浜を一望でき、しかも砂浜まで徒歩1分。
これが下田大和館、最大の魅力。
サーフィンする人も、海水浴する人も、鞭男みたいに現実逃避する人も、皆がこの立地の恩恵を受けられる。
しかもアクセスが良く、下田市内まで車で約10分足らず。30分間隔で下田駅までバスの送迎もある。
そりゃ神奈川や千葉にでも、似たような旅館はあると思うけどね。
でも南伊豆の温暖な気候や水質が高い澄んだ海、迫力ある景観などはここにしかない。好条件が揃った珍しい旅館だと思う。
③伊豆「下田大和館」:コスパが高い
①〜②を含め、料理も味は別として品数豊富に出るし、絶景の露天風呂にも入れる。
仮に部屋のグレードアップをされなかったとしても、コスパは非常に高いと思う。
しかも今回利用したプランは平日に限るけど、11月から1月の三ヶ月間も実施されている。
1~2週間だけ流動的に出現するプランじゃないから、旅行日程なども立てやすい。
総合的に見て、こんなにもお得な旅館はあまり無いですよw
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伊豆「下田大和館」悪い点
①建物の老朽化と構造上の不備
②清潔感に欠ける
③1階の匂い
①伊豆「下田大和館」:建物の老朽化と構造上の不備
創業して52年も経つので、さすがに建物の老朽化が目立って来ている。
所々リノベーションを施してはいるけど、全体的な経年劣化には打ち勝てて無い印象。
そして館内は広く、傾斜が強い斜面に建てられている割に、エレベーターが1基しか無い。
追い打ちをかけるように、大浴場へは4階から階段でしか行けない。
足腰の悪いご老人や、妊婦さんなどは厳しい環境だと思う。
②伊豆「下田大和館」:清潔感に欠ける
一言で言うと掃除が甘い。
お菓子の包装紙が残っていたり、窓ガラスが汚れていたり、部屋風呂はカビ汚れで入る気が起きないなど。
汚れってのは人によって大きな嫌悪感を与えるから、最も気をつけなければいけない部分。
この点は各種予約サイトの口コミでも指摘されていて、宿側も認識しているハズ。でも改善出来ていない。
建物の老朽化は致し方が無いとしても、こういったソフト面はなんとかして欲しい。
③伊豆「下田大和館」:1階の匂い
前編の冒頭にも書いた「割り当てられる部屋によって評価は変わる」ってのはこれに関連してて、1階の廊下(海岸出口付近)から下水の匂いがします。
2階が露天風呂客室のフロアで、恐らくその排水の匂いが漂っているのでは無いかと。
湿気が少ない冬でも結構な匂いだから、夏とかは悪臭レベルだと思う。
以前鞭男が泊まった部屋は、まさにこの匂いが漂う海岸出口横の洋室ツインルーム。
この時は部屋の中まで軽く下水の匂いがして、非常に苦しい思いをした。
1階全ての部屋が臭うかどうかわからないけど、泊まるならなるべく1階客室は避けた方が無難。
今回は客室をアップグレードしてくれて3階に泊まったけど、下水の様な匂いは廊下も部屋も含め一切しませんでした。
部屋と食事処を「宿お任せプラン」で選択すると、1階の部屋に割り当てられる可能性がある。匂いに敏感な人は注意しよう。
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伊豆「下田大和館」あとがき
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下田大和館は完璧な旅館では無い。むしろ欠点が多い。
でも不思議と「また行きたい!」って思う旅館なんです。
立地が良いとかコスパが高いとかは勿論あるんだけど、従業員さんがみんな一生懸命なんですよね。
高級な旅館とかホテルとは違い、洗練された感じが無い代わりに自由があるというか。
そんな自由があるからこそ、一人一人の持ち味が生きた接客を感じられたんですよ。
下田に行ったら、一度は泊まって欲しい旅館だなぁ〜と思う。相性はあると思うけど。
色んな意味で静岡県の「伊豆」が、この旅館にはギュッと詰まってる。
以上、伊豆「下田大和館」宿泊記 でした!
アディオス!
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