新年明けて早々、またも散財してしまった鞭男です。Choッスー!
今回行ったのは伊豆の下田にある「下田大和館」。
実は以前に一度泊まった事があったんだけど、今回はその時とは全く違う印象に。
長くなりそうだから結論から言うと「コスパ最高、景色最高、よって大満足」。
だが
宿泊プランや時期、割り当てられる部屋によって評価は大きく変わるということ。
「じゃらん」とか「楽天トラベル」の口コミを見て、高評価と低評価の差が激しいのはこの部分だと思う。
そこらへんの情報やこの旅館の良い点、悪い点なども交え、宿泊記を書いて行くよー!
旅館選びで失敗したく無い人は要チェック!
旅行サイト:楽天トラベル
旅館名:下田大和館
宿泊プラン:11月から1月の平休日限定! 金目鯛御膳プランが¥9870円~(プラス入湯税別途130円)
宿泊詳細:11月から1月の平休日限定、皆様のご愛顧に感謝を込めて、食事場所おまかせの金目鯛御膳プランを、1泊2食1人9870円 別途入湯税130円の【ジャスト¥10000】で販売いたします。
リーズナブルに温泉と多々戸の海景色を満喫できるプランです。
夕食には下田名物の金目鯛の煮付けが付いて、さらに鍋物、お刺身等が付いた磯会席をお召し上がりいただくプランです。
伊豆「下田大和館」とは
当館は、『多々戸(タタド)浜』を見下ろす高台に建つ、全60室がオーシャンビューの温泉宿です。
客室は南西方向を向いており、夕刻には、サンセットショーもご覧いただけます。どうぞごゆっくりとおくつろぎくださいませ。
車で向かったら、玄関から2~3名のスーツを着た従業員さんが出て来てお出迎え。
荷物も持って貰い、更には鍵も預けてバレーパーキング。
バレーパーキングって有り難いけど、やっぱり鞭男はあの間に慣れないのか、一瞬挙動不審になる。
館内に足を踏み入れると「ようこそ大和館へ!」と熱いおもてなしを受け、ロビー前のラウンジへ促される。
館内は相変わらず昭和の雰囲気w
ラウンジからは目の前の多々戸浜を見渡す事ができ、文句無しの景観。
「旅行に来たな〜」っていう非日常の幕開け。
席に座ると、まさかのウェルカムドリンク!
いやだって今回の宿泊プラン、一泊二食付きで1人1万円ですよ。なのにチェックイン時にウェルカムドリンクが付くとかヤバい。ヤヴァイ。
記帳時の従業員さんは低姿勢で物腰も柔らかく、笑顔を絶やさず案内をしてくれて、接客姿勢は素晴らしいの一言。
熱帯魚が泳ぐ水槽脇を通り抜け、鞭男は客室へと向かいました。
到着からのスムーズな流れと丁寧な接客姿勢により、価格以上のサービスを受ける事が出来る。
伊豆「下田大和館」客室
割り当てられたのは、オーシャンビューの専用テラスが付いた3階10畳和室。
本来はプラン内容から、1Fの8畳洋室か8畳和室のどちらかに通される予定。
案内はされなかったけど、恐らく宿のご好意で客室を無料アップグレードしてくれた模様。
その結果「下田大和館」の評価が大いに高まりました。すなわち客室によって印象が大きく変わる。
そんな素晴らしいお部屋を見ていこう。
まず10畳の和室と広縁(ひろえん)。
別の角度から見るとおわかり頂けるだろうか。
広縁の先に見える絶景を。
なんだか大きな風景画を飾っているような感じ。浮世絵離れ。
とりあえず興奮した鞭男はテラスに出てみる事にした。
ヤバいwww
ちょうど夕暮れ時だったから、こんな幻想的な景色と遭遇。テンションMAX!!
オーシャンビューのテラスには小さな椅子とテーブルも備え付けられ、腰を下ろしゆっくり眺める事も可能。
部屋の広縁にもソファーが置かれており、内外どちらでもこの絶景を味わえる。スバラシイ。
浴室もガラス張りでこの絶景を楽しめる作り。
湯船に浸かった目線だとこんな感じですよ。
浴室だけでもリフォームすれば良いのに。勿体無い。
洗面所はハンドソープのみの必要最低限。
吉春の様にメイク落としや化粧水、乳液などはございません。
でもこのハンドソープはとても良い匂いがしたw
てっきり古臭いドライヤーが置かれていると思いきや、なかなか真新しい物が設置。
風量も十分。
冷蔵庫は空で、グラスが冷やされておりました。
初めから強さMAXとか嬉しいね!
小さいけど液晶テレビもあり。
エアコンも新しめで不快な匂いも無し。
エアコンの横には床の間。
広縁と床の間があるから、客室は10畳だけど実際はそれ以上広く感じる。
電話や各種リモコン、あとなんかのマッサージ機w
お茶セットと黒糖のお菓子もありました。
で、下田大和館の惜しい所はココなんですよ。
お菓子の入った器には、中身が無い包装紙が一つ。
掃除の甘さが出ています。
横浜のインコチでもこの様な事があったなぁ〜。
こういった点を鞭男はあまり気にしないし、むしろ最安値に近いプランで客室アップグレードして貰っているから文句を言える立場では無いんだけど。
夏とかの繁忙期に割高な価格で泊まった人がこのような現場に遭遇すると、下田大和館に対して不信感を抱くと思うんだよね。
部屋に置かれていたサーキュレーターとかも、羽には埃がたんまり。
これに限らず窓の汚れとか、お風呂とか、全体的に清潔感をあまり感じられなかったのは事実。
あくまで推測だけど、こうやって鞭男が安く宿泊出来るのも、人件費を削ってるからなせる技なんだろう。
それがデフレであり日本の闇でもあるんだけど、下田大和館に宿泊する場合は清潔感を期待しない方が良い。
とは言っても風呂場を除いた水回り(洗面所やトイレ)は綺麗だったから、ポイントは抑えているんだと思うw
トイレは広くて綺麗。便座は冬場に重宝するヒーター付き。
話は戻って衣服の収納スペース。ハンガーも沢山あって下には金庫アリ。
浴衣は身長に見合った物を中居さんが別で持って来てくれました。
暗証番号では無く、鍵タイプ。
暗証番号だと施錠と解除が本当に出来ているか不安になるから、鍵タイプの方が鞭男的に安心!
アメニティーは一通り完備。
広げてみた。
歯ブラシ、ひげ剃り、シャワーキャップ、クシ、たび、タオル。
広縁のテーブルには星空マップ。そう、下田は星空が良く見えるのです。
カメラの性能が悪くて収められなかったけど、関東近郊でここまで綺麗なのは珍しいと思う。
マジで天然プラネタリウムって言っても過言じゃない。下田行ったら是非見るべき。
星空マップの横には灰皿があり喫煙可能。
館内では喫煙所が無いため、喫煙者にとっては有り難いと思う。(外には有り)
結構強力な換気扇も部屋に備わっており、つるや吉祥亭さんの様に煙が籠もって息苦しい思いはしませんでしたw
部屋からの展望は抜群だが、掃除が雑で清潔感に欠ける部分がある。
しかし水回りなど、嫌悪感を感じやすいポイントは綺麗にされている。
伊豆「下田大和館」館内散策
夕食まで時間があるので館内散策へ。
基本的に広いです。端っこの部屋などに割り当てられると結構歩きます。
そしてエレベーターがフロント側に1基しか無く、急勾配の階段が多め。
部屋の位置にもよるけど、エレベーターを活用しようとしてフロント側に向かうと、どうしても遠回りになってしまう(階段が館内中央に設けられている)
だからショートカットしたくなって階段を使ってしまうのですw
ご老人とか妊婦さんとか、足腰が弱っている人にはちょっとキツいかなぁ〜と。
ただどうしても避けられない致命的な構造が、大浴場へ向かうとき。
大浴場は最上階の5階に位置しているんだけど、エレベーターは4階までしか無い。
だからどうしてもこの階段を登らざるおえなくなる。
この点は宿側も認識してて、予約時の備考欄とかに記載をすれば、ある程度対処はしてくれると思う(各種予約サイトの口コミを見て推測)
夏季とかの繁忙期には早めに伝えないと厳しいと思うけど。
フロントと同じ2階には売店があり、品数は結構豊富。
ただし、ちょっとお値段は高め。
売店の横には自販機売り場。
まず目を引くのがコレ!ご飯の自販機!
たこ焼きや焼きおにぎり、から揚げチキンなど全品400円。
たぶん美味しく無いとは思うけど、素泊まりなら買ってたかもw
他にはタスポが必要な煙草の自販と
飲料水の自販。
こちらも通常価格より高めな設定。
更にはアイスクリームの自販まで。もうここで食事は完結出来るねw
館内は広くて階段は急勾配。足腰の悪い人には厳しい。
売店や自販機などは種類が豊富。
伊豆「下田大和館」海岸出入り口
下田大和館は多々戸浜海水浴場の目の前。多々戸浜は日本のベストビーチ2017でTOP10入りした海水浴場。
同じく伊豆の白浜ほど砂は白く無いけれど、海の透明感は抜群でゴミも少なく非常に綺麗。
そんな海を楽しむサーファー御用達の宿という、別の側面を持つのも下田大和館。
1Fの階段横に多々戸浜への海岸出入り口があります。
階段を下って行くと貸切露天風呂のフロア。
後述しますが、貸切料金は結構お高いw
結構階段を下るので、下田大和館の海抜は高そう。
もし津波が襲って来てもなんとかなるかも?!w
やっとこさ海岸に出れたと思ったら、ここはまだ地下2階。
下田大和館は崖に建てられているから、半分外でもう半分は建物。
ここは夏になるとプールに水が入ったり
足湯もあります。
これがまた絶景の足湯で
浸かった目線だとこんな感じ。
ちゃんと足拭きタオルも側に置かれてたよ。
そして海岸に出るのはこのフロアから更に階段を下る。下る。一体何処まで下るのか。
やっとこさ多々戸浜の海岸出入り口に到着。
確かにここから下田大和館だから、徒歩一分で海岸なのは嘘偽り無いw
何年ぶりかの多々戸浜。やっぱり綺麗。夕日も綺麗!
これは翌日の朝に撮影。ほんの少しだけエメラルドグリーン。
ゴミも無く透明感のある澄んだ海。
沖縄って嘘付いても気付く人少なさそうw
綺麗過ぎだからなのか、波が引いた後の砂浜には、夕焼けで赤く染まった雲が反射して映り込んでいた。
ヤバいっすね。これはヤバいっすね。社畜底辺の鞭男は現実逃避を開始しました。
多々戸浜から見た下田大和館。
建物が階段の段差のように上から下へと建てられている。そして横に長い。
どうりで館内は広く、急勾配。もう2基ぐらいエレベーターを増設して欲しいね!
海には1月の真冬だってのに、ウェットスーツに身を包んだサーファーという名のリア充が大勢いました。波を楽しんでいました。
実際に大和館に泊まってサーフィンしてる人も結構いたし、サーファーには良い環境なのかも。
別にサーフィンしなくても海岸へは直ぐに出られるから、大海原を満喫して余暇を楽しむのも良し。
水質が高い多々戸浜海岸に直ぐに出れ、温水シャワーや更衣室も備わってるので、夏の海水浴やサーフィンするには持ってこいの旅館。
そうじゃなくても大海原を存分に味わえ、下田市街地までも車で10分かからない事から立地は抜群。
現実逃避してたらあっという間に夕食の時間。
多々戸浜に入水しかけた鞭男は、慌てて食事処に向かうのでした。
画像も文章も多くなってしまったので
後編に続きます。
伊豆「下田大和館」アクセス
・旅館名:下田大和館
・住所:〒415-0028 静岡県下田市吉佐美2048
・電話番号:0558-22-1000
・アクセス:
■お車で■
東京:
東名高速道路~厚木~小田厚道~R135で南伊豆方面へ、下田駅過ぎ多々戸浜交差点左折
名古屋:
東名高速道路~沼津~R136とR414で修善寺、天城経由河津よりR135下田・南伊豆方面へ
■電車で■
東京:
特急踊子号で東京~下田直通2時間45分。
名古屋:
新幹線で熱海、熱海~伊豆急行線伊豆急下田駅へ約1時間30分。
駐車場情報
料金:宿泊者無料
駐車場台数:80台
バレーサービス:あり
フロント玄関まで乗り付けて下さい。係が移動させて頂きます。屋根付き駐車場はございません。
送迎情報:あり
伊豆急下田駅より14:30~17:00の間の毎時00分と30分に送迎あり